火曜日, 12月 15 2020

火曜日, 12月 15 2020

気づきの日記「ウズの外に出てみる」

 

渦のなかにいると、目がまわります。

目がまわれば、正気を失います。

たけしさんのTV番組で、回転椅子でぐるぐる回されてからゴルフをする、という企画がありましたっけ。誰もがまったく実力を発揮できずヘタレになっておりました。

そのように、私たちも問題の渦のなかにいるとき、渦に圧倒されて、すでに問題を解決できるポジションにはいないことになります。

それでも、平静をよそおって問題を解決しようと試みます。そうすべきだと信じているから。

すると、冷静だったらどうということがない出来事でも脅威を感じることになり、怖れから反応するためさらに混迷が深まってしまいます。

そんなときには、まず渦から離れてみることが先決です。

渋谷のスクランブル交差点を渡っていると、あっちからこっちから人がぶつかってきて、「そっちに行きたいわけじゃないのに~!」とあれよあれよというまに人並みに流されている自分がいます。

しかし、一歩路地にはいって雑踏から遠ざかると、うそのように静かになって平静をとり戻します。

問題が起きているように思えるときも、こころのなかでその画面から離れてみる必要があります。カメラが引きのショットになるように、うしろに下がってみましょう。

すると、止まることを知らないように見えたアタマのなかのセリフや考え、ストーリーがシンと静まってくるのを感じるかもしれません。見えている場面も、どこか遠い物語を見ているな距離感を感じるかもしれません。

この渦の外がわの静けさから眺めると、さっきまで「これは問題だ!」シリアスモードにおちいっていたことがさほど重大でなくなるように感じます。

この静けさのなかにとどまっていると、自分の恐れや不安でがんじがらめになっていた思考や感覚が静かにほどけてゆくようです。

渦の外がわからふかんするように眺めていると、問題はそれ自体で解決していったり、まったく違う角度から答えが閃いたりするものです。あるいは、もうどうでもよくなるかもしれません。

私たちは渦に遭遇すると、それに抵抗したり、戦ったり、そのなかで自分を立て直そうとしがちです。渦から逃げてはいけないと思っているのです。正面きってぶつかるべきだと。

でも、渦のなかには答えがありません。そこは自分がいるべきところではないから。

だから、つねに自分が見ている世界から意識的に数歩うしろに下がって、静かなスペースから眺める習慣をつけてみましょう。

この静かな空間にはあらゆる答えが存在します。そして、私たちがそれを受けとるためには、その空間の静けさにチューニングすることが必要なのです。

動きたいときにこそ数歩さがって、そのスペースとともに静かに呼吸をし、そこにとどまってみましょう。

 

 

「気づきの日記」バックナンバーはこちら: 古川 貴子 ヒプノセラピーカウンセリング

 

20-12-15 ウズの外に出てみる

 

渦のなかにいると、目がまわります。

目がまわれば、正気を失います。

たけしさんのTV番組で、回転椅子でぐるぐる回されてからゴルフをする、という企画がありましたっけ。誰もがまったく実力を発揮できずヘタレになっておりました。

そのように、私たちも問題の渦のなかにいるとき、渦に圧倒されて、すでに問題を解決できるポジションにはいないことになります。

それでも、平静をよそおって問題を解決しようと試みます。そうすべきだと信じているから。

すると、冷静だったらどうということがない出来事でも脅威を感じることになり、怖れから反応するためさらに混迷が深まってしまいます。

そんなときには、まず渦から離れてみることが先決です。

渋谷のスクランブル交差点を渡っていると、あっちからこっちから人がぶつかってきて、「そっちに行きたいわけじゃないのに~!」とあれよあれよというまに人並みに流されている自分がいます。

しかし、一歩路地にはいって雑踏から遠ざかると、うそのように静かになって平静をとり戻します。

問題が起きているように思えるときも、こころのなかでその画面から離れてみる必要があります。カメラが引きのショットになるように、うしろに下がってみましょう。

すると、止まることを知らないように見えたアタマのなかのセリフや考え、ストーリーがシンと静まってくるのを感じるかもしれません。見えている場面も、どこか遠い物語を見ているな距離感を感じるかもしれません。

この渦の外がわの静けさから眺めると、さっきまで「これは問題だ!」シリアスモードにおちいっていたことがさほど重大でなくなるように感じます。

この静けさのなかにとどまっていると、自分の恐れや不安でがんじがらめになっていた思考や感覚が静かにほどけてゆくようです。

渦の外がわからふかんするように眺めていると、問題はそれ自体で解決していったり、まったく違う角度から答えが閃いたりするものです。あるいは、もうどうでもよくなるかもしれません。

私たちは渦に遭遇すると、それに抵抗したり、戦ったり、そのなかで自分を立て直そうとしがちです。渦から逃げてはいけないと思っているのです。正面きってぶつかるべきだと。

でも、渦のなかには答えがありません。そこは自分がいるべきところではないから。

だから、つねに自分が見ている世界から意識的に数歩うしろに下がって、静かなスペースから眺める習慣をつけてみましょう。

この静かな空間にはあらゆる答えが存在します。そして、私たちがそれを受けとるためには、その空間の静けさにチューニングすることが必要なのです。

動きたいときにこそ数歩さがって、そのスペースとともに静かに呼吸をし、そこにとどまってみましょう。

 

 

「気づきの日記」バックナンバーはこちら: 古川 貴子 ヒプノセラピーカウンセリング