気づきの日記「不安、モヤモヤは、自由への呼びかけ」

不安を感じるとき、つい自分を責めてしまう理由

不安や焦り、胸の奥のモヤモヤ——。
そんな感覚がふとやってくるとき、

「こんな気持ちを感じててはいけない」
「弱い自分はダメだ」

と、つい責めてしまうことがあります。

でも、実はその不安やモヤモヤこそが、あなたの内側からの”静かな合図”なのです。

静かな内側からの呼びかけ

「今、気づいてほしいことがあるよ」
「そろそろ古い考えを手放すタイミングだよ」

そんなふうに、あなたの本質——エゴを超えた静かな意識——がそっと知らせてくれているのです。

私自身、かつては不安があると、その不安を無視するように「もっと頑張ろう!」と気合いでなんとかしようとしていました。でも、それはまるでアクセルとブレーキを同時に踏んでいるようなもので、前に進んでいるようで進みません。気づけば、自分をヘトヘトに消耗させていました。

ところが、
「あ、これは“何かを間違えたサイン”じゃなくて、
 “目覚めのためのサイン”なんだ」
と受け取るようになってから、不安の扱い方がゆるみ、変わりはじめました。


不安は「小さくまとまらないで」というサイン

不安とは、あなたがこれまで信じてきた「制限された自分」という小さな枠が、もうあなたに合わなくなっているときに現れる、成長の前ぶれでもあります。

不安は、考えのクセによる“思い違い”の結果として現れます。
でもそれは、あなたがダメだからではありません。

ただ単に、
「ほんとうの自分から、少し離れてしまった」
というだけのこと。

ほんの少し立ち止まって、方向を確かめればいいだけなのです。

不安が出たら、そっとつぶやいてみる言葉

だから、不安やモヤモヤが出てきたら、こうつぶやいてみてください。

「これは私を責めるための出来事じゃない。
 私を自由にするための呼びかけなんだ。」

そう言葉をかけると、不安の“質”が変わります。
まるで、強く閉じていたドアが静かに緩みはじめて、光が差しこむように。


内側で動き出している「大きな何か」

もし今、あなたが何かに不安を感じているなら——
それはあなたの内側で、

「もっと広い世界へいこう」
「自分を自由にしてあげよう」

とうずく“何か”が動き出している証拠です。
まさに、成長痛のようなものです。

古いパターン、役に立たない思い込みをそっと手放し、
あなたの本質が望む方向へと進む準備が、しずかに整いつつあるのかもしれません。

不安は敵ではなく、光への道しるべ

不安は敵ではなく、
あなたをより自由に、より軽やかに、
より“ほんとうの自分”へと導く道しるべなのです。

どうか、怖れを責めるのではなく、
その奥にある“やさしい呼びかけ”に耳を澄ましてみてください。

あなたの内側には、いつも静かで揺るぎない光があります。
それは、あなたのほんとうの力です。

不安は、その力を再び思い出すための小さな合図にすぎません。

きょうのメッセージ

今日もあなたが、あなた自身の力である光を思い出せますように。
そして、その光がそっと日常を照らしてくれますように🕊️✨



「気づきの日記」バックナンバーはこちら: 古川 貴子 / ヒプノセラピーカウンセリングリコネクション

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