気づきの日記「心にも、無添加という選択を」

心に入れるものを、選んでいますか?
日々、私たちは本当にたくさんの情報を、ほとんど無条件で心へ流れ込ませています。
朝から目にするニュース。
それに続く、誰かの意見や評価。
次から次へと購買欲を刺激するコマーシャル。
そして、「今のままでは足りない」「もっと何かを手に入れるべき」という前提に立ったメッセージの数々。
気がつけば私たちは、
「このままで大丈夫なのだろうか?」
「私は、ちゃんとやれている?」
そんな不安を、知らず知らずのうちに受け取っています。

体に入れる食べ物には気を配り、添加物の少ないものを選ぼうとするのに、
心に入れるものに関しては、驚くほど無防備です。
選ぶこともせず、
ただ提示されたものを、そのまま受け入れてしまう。
その結果、
「なんとなく気分がすぐれない」
「理由はないけれど、不安」
そんな感覚にさえ、慣れてしまっているのかもしれません。
もしかすると、不安や緊張が“ふつうの状態”になり、
自分の心のバランスが崩れていることにさえ、気づけなくなっているのではないでしょうか。

けれど、本当は——
私たちの心の状態は、何よりも大切に守られるべきものです。
なぜなら、
心の状態こそが、未来を決めているから。
心が平和で安らかであれば、
その平和は、自然と未来へとつながります。
反対に、
心が不安や恐れで満たされていれば、
私たちは「不安で恐れる未来」を、持続させていきます。
これは罰でも、運命でもありません。
ただ、「今、どこに意識を置いているか」の結果です。
未来はいつも、たった「今」の心の延長線上にあるというシンプルな真理。
だからこそ、
「今、自分の心はどんな状態だろう?」
そう、やさしく立ち止まってあげることがとても大切なのです。
もし不安を感じていたら、
無理に消そうとしなくていい。
分析もしなくていい。
罪悪感を感じる必要もない。
ただ、
「私は、安心を選び直してもいい」
そう思い出すだけでいいのです。
今、心が少しでも安らげたなら——
それは、未来全体がほどけ始めたサイン。
「今」が幸せならば、
それは「いつも幸せ」という現実へと、自然につながっていきます。

今日、心に入れないと決めたもの
私たちは、「何を入れるか」だけでなく、
「何を入れないか」も選ぶことができます。
今日一日、こんな選択をしてみるのはいかがでしょうか。
・ニュースを見すぎない
・他人の評価・コメントを、そのまま真に受けない
・「足りない」「まだまだ」という声を、採用しない
・流行や世間の流れを気にしすぎない
これは、現実から目を背けることではありません。
心を守り、真実に戻るための、自分へのやさしい選択です。
心が静かであるほど、
必要なことは、自然と必要な形で届きます。
今日もどうか、
あなたの心に、やさしいものだけが入りますように🕊️✨






