お茶の間シネマトーク「マッド・フェイト」

恵比寿ガーデンシネマで行われている香港映画祭2023 にお誘いいただきました。

劇場で映画を観るのは、いったいいつ以来のことか? あまりにも久方ぶりで、大きなスクリーンをまえにドキドキです。

この日の上映は「マッド・フェイト」という作品で、監督のソイ・チェンさんと主演のラム・カートンさんの舞台挨拶とQ & Aもあったのです。

人を生きたまま埋葬しようとするシーンから始まるこの作品。

テーマは「運命」についてで、、このシーンは不運が迫っている女性の運命を変えるべく、占い師がその女性をいったん埋葬することで運命をリセットしようとしているのです。(私もワークショップの参加者の方に「一回死んでもらって、人生をリセットする」というワークをしたことがあるので、この占い師さんと自分が重なって思わず笑ってしまいました😆)

かなりダークで残虐な場面も多い作品で、さらにインパクトを強めるような色彩や撮影をしているので、観ていてエネルギーがダダもれになる感じでした(ひさびさの劇場復帰でコレですかっ😱)

人を殺したくて仕方がないサイコパスの男と、その男の運命をなんとか変えようとする占い師と、サイコパスと占い師に目を光らせる刑事と・・・この三人が織りなすサスペンス・・・というより、メッチャ怖くてこれはホラーでしょっ?!😅(→予告をみる

上映後のQ&Aでも、主演のラム・カートンさん(占い師役)が、「(ラストの危機迫る演技について)演じていて、気がふれそうだった」とおっしゃっておりました😅

ソイ・チェン監督いわく、「運命というものは、あると思う。しかし、それを受け入れることで、よくなることができる」というようなことを言われていました。

じつは、私はこの映画祭にお出かけする少しまえの時間に、ポッドキャストに録音するため、以前に書いたブログ「運命って決まっているの?」を校正していたところでした。

まさに、ブログの内容とこの映画のテーマがつながっていて、家で書いていたブログのつづきとしてこの映画があるようでした。

今回誘ってくださったのも中国で俳優さんとして長年活躍されている方だったので、この作品や監督さんについて、そして俳優さんたちの演技の詳細についても解説してくださり、作品をまた違った角度で感じることができました。ありがとうございます✨

これを機に、また映画館でも作品を楽しみたいな〜感じました。

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