• HOME
  • ブログ
  • 紅茶とシュタイナーさんに学ぶ、“急がない”贅沢

紅茶とシュタイナーさんに学ぶ、“急がない”贅沢

一日に何杯かコーヒーを口にするコーヒー党の私ですが、
気温が下がってくると、なぜか紅茶を淹れたくなる季節がやってきます。

お湯を沸かして、ポットを温め、茶葉の香りを確かめながら、
ゆっくりお湯を注ぐ――。
その一つひとつの動作に、気づけば心が静まり、
“急がない時間”の贅沢さに浸ります。

そんなタイミングで、Kさんから美味しい紅茶が届きました。

ああ、この紅茶!
以前もいただいたことがあり、やさしい味わいと香りの高さがとても印象に残っています。
封を切った瞬間、ふわっと立ちのぼる香りだけで、
その心地よい時間までも蘇ってくるように感じました。

この紅茶の茶葉「ケララ」は、
あのシュタイナー教育で知られるルドルフ・シュタイナーさんが提唱した
バイオダイナミック農法で育てられているそうです。

つまり――
シュタイナーさんは、子どもだけでなく紅茶までも“教育”しているということ(笑)。

けれど、よく考えてみると、
子どもを育てるのも植物を育てるのも、
そして自分自身を育てるのも、人を育てるのも、
本質はきっと同じなのかもしれません。

それは、「信じて見守ること」。
そして、「自然のリズムを尊重すること」。

紅茶も、急かさず、じっくりと時間をかけて淹れるからこそ、
深みのある味と香りが引き出されます。
人の成長も、心の癒しも、きっと同じ。
急がず、焦らず、今という時間を丁寧に味わうことが、
ほんとうの“豊かさ”を育ててくれるのだと思います。

今日のティータイムは、そんなことを感じながら、
ゆっくりお湯を注いでみようと思います☕️🫖


🌷今日のひとこと実践

一日の中で、「急がない時間」を5分だけつくってみましょう。
お茶を淹れる時間でも、深呼吸でも、湯船につかることでも構いません。
その静けさの中に、あなた自身を育てる小さな余白が生まれます。

PS. シュタイナーさんの紅茶は、ほのかな渋みも香りもとても自然で、
のびのびした味わいの紅茶でした。ごちそうさまでした😊      



「気づきの日記」バックナンバーはこちら: 古川 貴子 / ヒプノセラピーカウンセリングリコネクション

関連記事一覧